私の平均睡眠時間は約6時間です。
これを長いと思いますか?それとも短いと思いますか?
ちなみに、あなたの睡眠時間はどのくらいですか?
今回は、『睡眠時間とがんの関係』にフォーカスして記事をまとめました。
健康的な睡眠がもたらす未来とは?
近年、睡眠不足と健康問題との関係が注目されています。
その中でも、睡眠不足とがんの関係は、多くの研究者によって調査されており、その重要性が明らかになっています。
これを見ることで、私の約6時間の睡眠が十分かどうかわかってきます。
みなさんも健康的な睡眠が取れているかどうか一緒に確認しましょう!
・免疫力の向上
・ホルモンバランスが整いやすくなる
・脳機能の向上(記憶力、集中力の向上)
・美肌効果
・お金のかからない老化予防
・ストレス軽減で生活の質向上
・生活習慣病の予防
・がんのリスク低下、、、、、
など、睡眠不足が解消され良質な睡眠が取れることでカラダには多くのメリットがあります。
睡眠不足がもたらす悪影響の数々
・脳機能の低下
・集中力・記憶力の低下
・免疫力の低下
・肥満
・糖尿病
・高血圧
・メンタルヘルスの悪化
・老化の促進、、、、、など
睡眠不足は非常に様々な病気やメンタルに不調を与えるとされています。
その中でも、『がん』との関係性ももちろんあります。
研究によると、睡眠不足は、大腸がん、乳がん、前立腺がんなどのリスクを高めることがいわれています。
睡眠不足ががんリスクを高めるメカニズム
睡眠不足ががんリスクを高めるメカニズムは、まだ完全には解明されていませんが、いくつかの仮説が提唱されています。
炎症の促進
睡眠不足は、慢性的な炎症を引き起こすことが分かっています。
慢性的な炎症は、がんの発症リスクを高めることが分かっています。
メラトニン分泌量の減少
メラトニンは、体内時計を調整しがん細胞の増殖を抑制するホルモンです。
睡眠不足は、メラトニン分泌量の減少を招き、がんの発症リスクを高める可能性があります。
DNA修復機能の低下
睡眠中に、体は損傷したDNAを修復します。
睡眠不足は、DNA修復機能を低下させ、がんの発症リスクを高める可能性があります。
良質な睡眠でできるがん予防・治療
睡眠不足は、がんのリスクを高めるだけでなく、がん治療の効果を低下させる可能性もあります。
そのため、がん予防・治療においては、質の高い睡眠をとることが重要です。
質の高い睡眠を取るためにできること↓
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
体内時計を調整し、質の高い睡眠をとるためには、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることが大切です。
※これが社会人になると難しいのです。1人暮らしならまだ可能なものの家族や子供と暮らし出すとなかなか難しいものです。
寝る前のカフェインやアルコールを控える
カフェインやアルコールは、睡眠を妨げる可能性があります。寝る前の数時間は、カフェインやアルコールを控えるようにしましょう。
※朝の1杯のコーヒーが習慣の私はこれはクリアできてるように思います。1日に2杯も飲むことは滅多にないので大丈夫です。アルコールは会社の飲み会で控えるのは簡単なので、それで対応が可能です。
寝る前のスマホやパソコンの使用を控える
スマホやパソコンから発せられるブルーライトは、睡眠を妨げる可能性があります。寝る前の数時間は、スマホやパソコンの使用を控えるようにしましょう。
※これは良くないと聞き、SNSやブログはできるだけ朝の時間に始めました。朝にやらないと夜は仕事で残業が入ったり、できないことがあるためです。
寝室を暗く、静か、涼しくする
寝室は、暗く、静か、涼しくすることで、質の高い睡眠をとることができます。
※これは、睡眠の質を改善させるには1番簡単で誰でもできる方法かもしれません。みなさんもこれから始めてみましょう。
適度な運動をする
適度な運動は、質の高い睡眠をとるのに役立ちます。ただし、寝る直前の激しい運動は控えるようにしましょう。
※これも以前の私は全然できていませんでした。最近はジムに通い始めて健康的な生活を心がけています。
この上にある青いラインは私が現状できていること、できていないことです。
学生のように1日のイレギュラーがなく、毎日が同じルーティンで過ごすことのできない社会人・大人には難しいところはありますが、諦めたら何も変わりません。
変えようとする気持ちと継続力が必要になってくると思います。一緒に良い習慣に変えて続けてみましょう。
睡眠不足とがんに関する研究
睡眠不足とがんの関係について、多くの研究が行われています。主な研究結果は以下の通りです。
・睡眠時間が5時間未満の人は、睡眠時間が7時間以上の人よりも、大腸がんのリスクが2倍高くなる。 (米国国立がん研究所)
・睡眠不足の人は、がん治療の効果が低下する可能性があります。 (米国国立がん研究所)
・夜勤をする人は、夜勤をしない人よりも、乳がんのリスクが1.5倍高くなる。 (世界保健機関)