あなたは、ニンニクは好きですか?
ニンニクを普段から食べますか?
この質問に多くの日本人女性であれば、NOの答えでしょう。 その理由は、誰かに会うときに匂いが気になる。明日の口臭が気になる。自分の口の中が臭くなるのが嫌だ!など、、、、人それぞれ理由は異なれど積極的に食べている人は少ないはずでしょう。
男性であっても、営業職でいろんな人にあって話をする人は気をつけていると聞きます。明日は休みだからニンニクを食べれるという話も飲食店の中で聞いたことが何度かあります。
栄養があったり、カラダには良さそうなニンニクですが、意外と食べられていないが現実です。
にんにくパワーはやはりすごかった!
今回、私がにんにくを調べた理由も「にんにくには、がんを予防するパワー」があると聞いたからです。
昔からにんにくはカラダに良いと聞かされていましたが、まさかがん予防にまでなるとは思ってもいませんでした。
ニンニクは、世界中で古くから調味料として利用され、その独特の風味と健康効果で知られています。
そんなにんにくに含まれている成分には、強い抗酸化作用があり活性酸素を除去する働きがあるようです。
詳しく含まれている成分に関してみていきましょう!
にんにくに含まれるガン予防の成分とは?
アリシン
- 強力な抗酸化作用: アリシンは、活性酸素を消去する強力な抗酸化作用を持ち、細胞の酸化による損傷を防ぎます。
- 免疫力向上: NK細胞を活性化させることで、免疫力を高め、がん細胞の増殖を抑制する効果が期待できます。
- 発がん性物質の解毒: 発がん性物質の毒性を弱める働きがあり、がんの発生を抑制する可能性があります。
スコルジニン
- DNA損傷の修復: スコルジニンは、紫外線などによって損傷したDNAを修復する働きがあり、がん細胞の発生を抑制します。
セレン
- 抗酸化作用: セレンもまた、強力な抗酸化作用を持ち、細胞の酸化を防ぎます。
- 免疫力向上: 免疫機能を活性化させ、がん細胞の増殖を抑制します。
ニンニクがどのがんの予防につながるのでしょうか?
世界各地で、ニンニクとがん予防の関係性を調べる研究が行われています。これらの研究では、ニンニクを摂取する人の方が、特定の種類のがんにかかるリスクが低いという結果が報告されています。そのリスクが低いと呼ばれるがんの種類が下記の3つになります。
・大腸がん
・胃がん
・食道がん
↑これら上記の3種がニンニクの摂取により、がんのリスクを低下させる可能性が示唆されています。
ただし、これらの研究は、あくまで相関関係を示しているものであり、ニンニクががんを必ず予防できるというわけではありません。必ず予防はできかもしれませんが、食べないよりは積極的に食べても良いのかと思います。
ニンニクを効果的に摂取するには
ニンニクの効果を最大限に引き出すためには、以下の点に注意して食べることが大切です。
- 生で食べる: ニンニクの有効成分は、加熱することで失われてしまうものもあります。生で食べるか、みじん切りにして少し時間をおいてから調理することで、アリシンの効果を期待できます。
- 毎日継続して食べる: 一度に大量に食べるよりも、毎日少しずつ継続して食べる方が効果的です。
- 加熱調理する場合: ニンニクを炒めたり、煮たりする場合は、調理時間を短くすることで、有効成分の損失を抑えることができます。
- 黒にんにくもおすすめです!: 黒にんにくは、アリシンの含有量が豊富で、抗酸化作用も高いと言われています。
良いニンニクの選び方とは
あなたは、良いニンニクを見分けることができるでしょうか?
スーパーへ行った際に、どうせであれば良いニンニクを選びたくなると思います。
そこで失敗しないいために最低限の次のことは知っておきましょう!
・外の皮が白くてツヤツヤしている
・持った時にズッシリと重たい
・スカスカしておらず、中身が膨らんでおり丸くて大きいもの
この辺りが最低限のニンニクを選ぶ際のポイントとなります。
がん予防になるからと言って食べ過ぎは良くない
ニンニクががん予防につながるのは分かりましたが、やはり食べ過ぎは良くないようです。
体調の良い時であっても、一度に食べ過ぎると、頭痛、下痢、めまい、胃の不調、、、などを引き起こす可能性があるため、一度に食べる際は生のもので1片、加熱されたものでも2〜3片ぐらいにしておきましょう。
ニンニクは刺激の強いもののため、体調不良や胃の調子が良くないときに食べると、より体調が悪くなる可能性がありますので気をつけましょう。
(※ついつい体調の悪い時は、元気づけるためににんにくの量を増やしてしまいそうですが、減らすことを覚えておきましょう。)
まとめ
ニンニクは、がん予防に効果が期待できる食品の一つです。ただし、ニンニクだけでがんを完全に予防できるわけではありません。
やはり普段からバランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠など、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。
今回ご紹介した「にんにく」はがん予防の可能性が期待できる食品として、食べないよりは食べたほうが良いという観点よりご紹介しました。
今回の記事で「にんにく」のことが気になった方は、ご自身でも調べてみてください。
きっと、あなたにとってプラスになることでしょう。