もし、今あなたが20代・30代の女性で
結婚を考えている。そして、出産を1-3年以内に考えているケースの場合を今回は調べてまとめてみました。
これは、私の息子にも関係してくる話になります。
私の息子も20代で今後、良いパートナーがいれば結婚を考えると思います。
その際に、パートナーが「ガン」と診断されるケースはあり得る話だと思っています。
今回は、身近になる得る話です。
ガンになっても出産は可能?YES or NO
答えは、可能です。
ガンになっても出産は可能のようです。
妊娠・出産の可否は、がんの種類、進行度、治療内容、患者の年齢や体力などによって異なりますが、多くの場合で適切な治療とサポートを受けることで、妊娠・出産を目指すことができるようです。
多くのケースで出産が可能と知り、まずは一安心です。
しかし、もちろん「ガン」の種類によりけりということです。
それでは、妊娠・出産が可能な「ガン」の種類を見ていきましょう。
1. 妊娠・出産に影響を与えにくいとされるガンの種類
- 皮膚がん: 比較的進行が遅く、早期発見・早期治療がしやすいのが特徴です。
- 甲状腺がん: 妊娠中に発見されるケースも多く、適切な治療を受ければ、妊娠・出産に影響を与えることは稀です。
- 早期の胃がん: 胃の早期がんは、適切な治療を受ければ、根治が可能です。妊娠・出産によっても再発リスクは高くなりません。
- 早期の子宮頸がん: 早期の子宮頸がんは、適切な治療を受ければ、根治が可能です。妊娠・出産によっても再発リスクは高くなりません。
- 腎臓がん: 腎臓がんは、進行が遅いのが特徴です。早期発見・早期治療がしやすいのが特徴です。
2. 妊娠・出産に影響を与える可能性があるガンの種類
- 乳がん: ホルモン感受性のガンであり、妊娠によってホルモンバランスが変化すると、ガンの進行が早まる可能性があります。
- 卵巣がん: ホルモン感受性のガンであり、妊娠によってホルモンバランスが変化すると、ガンの進行が早まる可能性があります。
- 子宮体がん: ホルモン感受性のガンであり、妊娠によってホルモンバランスが変化すると、ガンの進行が早まる可能性があります。
- 骨盤内のがん: 子宮頸がん、膣がん、外陰部がん、直腸がんなどが含まれます。これらのガンは、妊娠や出産によって治療が困難になる場合があります。
- 進行度の高いがん: 進行度の高いガンは、治療が難しく、妊娠・出産のリスクも高くなります。
1. 妊娠・出産を希望する場合
がんと診断された後、妊娠・出産を希望する場合は、必ず医師に相談することが重要です。医師は、患者の状態を総合的に判断し、以下の点について説明することが多いようです。
- 妊娠・出産の可能性があるかどうか
- 妊娠・出産に伴うリスク
- 必要な治療内容の説明
- 妊娠・出産後のフォローアップ
2. 妊娠・出産の可能性
妊娠・出産の可能性は、がんの種類、進行度、治療内容、患者の年齢や体力などによって異なります。
- がんの種類:
- ホルモン感受性のがん(乳がん、卵巣がん、子宮体がん)は、妊娠によってホルモンバランスが変化すると、がんの進行が早まる可能性があります。
- 骨盤内のがんは、妊娠や出産によって治療が困難になる場合があります。
- 早期のがんは、適切な治療を受ければ、妊娠・出産が可能となる可能性が高いです。
- 進行度:
- 進行度の高いがんは、治療が難しく、妊娠・出産のリスクも高くなります。
- 治療内容:
- 抗がん剤治療は、卵巣や子宮にダメージを与え、妊娠・出産能力を低下させる可能性があります。
- 放射線治療は、子宮や卵巣を照射する場合、妊娠・出産能力を低下させる可能性があります。
- 年齢・体力:
- 年齢が進むにつれて、妊娠・出産のリスクが高くなります。
- 体力が低下している場合は、妊娠・出産が困難になる場合があります。
3. 妊娠・出産に伴うリスク
妊娠・出産に伴うリスクは、がんの種類、進行度、治療内容、患者の年齢や体力などによって異なります。
- 母体へのリスク:
- 早産、流産、妊娠高血圧症候群、帝王切開などのリスクが高くなります。
- がんが再発または進行するリスクが高くなります。
- 胎児へのリスク:
- 早産、低出生体重児、先天性異常などのリスクが高くなります。
4. 必要な治療内容
妊娠・出産を目指す場合は、適切な治療を受けることが重要です。治療内容は、がんの種類、進行度、患者の状態などによって異なります。
- 手術:
- 早期のがんの場合、手術でがんを切除することがあります。
- 化学療法:
- 抗がん剤を使って、がん細胞を死滅させます。
- 放射線治療:
- 放射線を使って、がん細胞を死滅させます。
- ホルモン療法:
- ホルモン感受性のがんの場合、ホルモン療法を行うことがあります。
- 補助療法:
- 手術後に、再発予防のために補助療法を行うことがあります。
5. 妊娠・出産後のフォローアップ
妊娠・出産後も、定期的な診察を受けることが重要です。再発の兆候がないか確認し、必要に応じて治療を行います。
6. 支援制度
妊娠・出産を目指すがん患者さんを支援する制度があります。
- 妊孕性温存:
- 抗がん剤治療前に、卵子や精子を凍結保存しておくことで、将来妊娠・出産を目指すことができます。
- 産前・産後ケア:
- 妊娠・出産前後、専門的なケアを受けることができます。
- 経済支援:
- 高額療養費制度や、出産手当金などの制度があります。
まとめ
がんになっても、適切な治療とサポートを受けることで、妊娠・出産を目指すことは可能です。
しかし、自分の判断だけでなく必ず妊娠・出産を希望する場合は、必ず医師に相談し個々の状況に合わせて検討するようにしましょう!
今回調べたことにより、多くのケースで妊娠・出産が可能ということがわかり少しは安心できたというところです。
調べる前は、「がんになった=妊娠・出産はできない」と思っていました。
これは息子にも共有することで、息子のがんに対する知識と妊娠・出産への考えも少しは変えることができると思います。
正直、ここまで知っている20代は少ないと思います、(がんの当事者を除いて)
もっとみんなでがんのことを知りましょう!
知ることでガンに対する恐怖が少し軽減されます。