がんをサポートするコミュニティの存在

もし、あなたがガンになり家族のサポートがない場合はどうしたら良いのでしょうか?
ガンは1人で乗り切れるほど簡単な病気ではありません。
ほとんどの人がガンを患うと、精神的&身体的に大きな負担になります。
それを1人で乗り越えられる人は多くなく、サポートが必要です。
しかし、中には頼れる家族がいない、友人や会社にも言えない、人それぞれさまざまな理由があります。
今回は、身近なところで頼れる人がいない。それでも誰かに共感やサポートしてもらいたいという人のためにまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
(もちろん、その人自身だけでなく家族の方がガンになり、どこかに相談したいという際にも参考になります。)

目次

日本でサポートしてくれるコミュニティ

日本には、がん患者さんとそのご家族を支える様々なコミュニティがあります。以下、代表的なコミュニティをご紹介します。

1. 認定特定非営利活動法人がんサポートコミュニティー

  • ウェブサイト: https://csc-japan.org/
  • 全国に支部を持つ、がん患者さんとそのご家族のための支援団体です。
  • サポートグループ、講演会、情報提供などの活動を行っています。
  • 電話、メール、オンラインチャットで相談を受け付けています。

世界最大規模の専門家による国際的がん患者支援の非営利団体ネットワークとして、Cancer Support Community(CSC)は、がんの影響を受けたすべての人たちがその人らしく生きられるよう、私たちのプログラムが活かされ、絆(Community)によって支えられる社会をめざしています。
さらに、CSCは、あらゆるレベルの政府に、がんによって生活を取り乱された人たちをサポートする政策を提言しています。
がんサポートコミュニティーは、CSCの日本支部です。
(引用元:認定特定非営利活動法人がんサポートコミュニティーhttps://csc-japan.org/conceptandhistory/


2. NPO法人キャンサーペアレンツ

  • ウェブサイト: https://cancer-parents.com/top
  • 小児がん患者さんの親御さんたちのための支援団体です。
  • 情報提供、交流会、ピアサポートなどの活動を行っています。
  • 電話、メール、オンラインチャットで相談を受け付けています。
  • 事業内容 
    ■「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~(cancer-parents.com)」の企画、開発、運営
    ■「キャンサーペアレンツ」の運営を通じた、子育て世代、就労世代のがん患者の情報発信
    ■イベント、セミナー等の企画、運営、協力
    ■「がん教育」「がんと就労」「がんと生活」などにかかわる各種情報提供 など


(引用元:一般社団法人キャンサーペアレンツ:https://www.cancer-parents.org/

3. 5years

  • ウェブサイト: https://5years.org/main/login/
  • がん経験者同士が交流できるSNSです。
  • 治療のこと、日常生活のことなど、様々な話題について情報交換できます。



(引用元:認定NPO法人5years(「認定」特定非営利活動法人5years):https://5years.org/contents/page/aboutus/

4. tomosnote

  • ウェブサイト: https://www.tomosnote.com/
  • がん経験者同士が交流できるSNSであり、がん体験者の体験談を読むことができる
  • がんに関する記事も豊富でとえも参考になります。


(引用元:Hatch Healthcare株式会社(ハッチヘルスケア)(英語表記: Hatch Healthcare K.K.):https://www.hatch-healthcare.co.jp/#company

その他

上記以外にも、全国各地に様々ながん患者さん向けの支援団体やコミュニティがあります。

  • お住まいの地域の医療機関や市区町村の保健福祉センターに相談すると、情報を得られることがあります。
  • インターネットで検索するのも良いでしょう。

がんは、患者さんにとってもご家族にとっても、大きな負担となる病気です。

一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めたり、コミュニティに参加したりして、情報収集や交流を通して、病と向き合っていくことが大切です。

目次