あなたの家族やパートナーががんになったらどうしますか？
あなたは、ちゃんと家族をフォローできる自信がありますか？
まずは何から始めれば良いか知っていますか？
このタイミングがいつか来る可能性が高いです。
その時のために先に予習しておきましょう！
家族がガンの診断後にすること
ご家族ががんと診断されたとき、その知らせはとてもショッキングかつ困惑するものでしょう。
しかし、そんな時こそ当人ではなく家族の人が冷静さを保ち次に何をすべきかを考えることが大切です。
がんへの理解と情報収集
まず、がんという病気について十分に理解することが大切です。医師から詳細な診断結果や治療計画を説明してもらいましょう。また、自分自身や家族の1人が情報を調べることも有益です。しかし、情報は必ずしも信頼性があるとは限らないので、信頼できる情報源から得ることが大切です。
まず、最初に主治医に詳細や今後の治療方法や計画などを尋ねてあげるようにしましょう。
本人は、ショックで数日立ち直れないケースもあります。
生活面のサポートを
次に、ご家族の気持ちを尊重し、サポートすることが必要です。がんの診断は心理的にも大きな影響を及ぼすため、感情的なサポートが必要となります。また、病状によっては日常生活に制限が出ることもありますので、生活面でもサポートが必要となるでしょう。
また、がん治療は長期間にわたることが多いため、家族全体で協力して支えることが大切です。
具体的には、家事や育児、介護などの役割を分担したり、治療のスケジュール管理や通院のサポートなどを行うことが有効です。
できれば通院も家族の付き添いがあるとより良いでしょう。
こういうサポートができるのは、家族しかできないでしょう。
当人も自分1人だけで抱え込まず、家族を頼るようにしましょう。
家族内でも情報共有
さらに、情報共有も重要なポイントです。
病状や治療の進行状況、患者の心情などを家族間で共有することで、全員が同じ理解を持ち、適切なサポートを提供できます。
↑こういうことが自然にできる家族関係ならより良いですね！がんが原因で家族の絆がより深くなったというケースもあります。
家族内でもサポートができる人が1人の場合、その人への負担が大きなりすぎるためできれば家族全員でフォローするようにしましょう。
患者の精神的な支えに
がんを患った当人が孤独感を感じないように、家族全員でフォローをしてあげましょう。
当人が好きな趣味や好きなことをできるだけさせてあげストレスの軽減できる生活になるようサポートしてあげましょう。
がんを患うと、なぜ、自分ががんになどと自暴自棄になったり自分を責めたりしてしまう人もいたり、うつ状態になる人もいたりするので、精神面は最大限にサポートしてあげましょう。
どうしても家族でカバーしきれない場合は、専門家やカウンセラーに相談するのも良い手段でしょう。
サポートしている人も疲れないように
サポートをしているあなたご自身の心のケアも忘れないでください。
家族ががんと闘っているとき、自分自身も大きなストレスを感じることがあります。自分自身も適切なリラクゼーションや趣味を持つこと、また必要であれば心理的サポートを受けることも大切です。
息子や娘ががんになると本人たち以上に親が心配してしまうということがよくあります。
親がなぜ、自分の息子や娘が。。。。
自分たちより若いのに、何をした？何か悪いことをしたのか？
と自分たちを責めてしまうことがあります。
サポートする側のストレス緩和や心のケアも大事だということは忘れないでください。
自分たちでフォローできない場合は？
自分たちでフォローできない場合はどうすれば良いのか？
その時は主治医、看護師などのチーム、専門家、専門のカウンセラー、などに相談してみましょう。
例えば、親ががんになったが仕事の関係で遠方に住んでおり頻繁にフォローができないようなケース、またはその反対のケースなどです。
親の年齢が60歳を超える頃、子供の年齢は30歳を超え、仕事・結婚・育児など忙しく遠方の実家に帰れないことも多いと思います。
その場合は、家族＋専門家などに頼るのも一つの手段でしょう。
まとめ
結論として、ご家族ががんと診断された場合、自分自身と家族全体で協力してサポートすることが必要です。
その家族の人に対しても大きな負担になることは間違いありません。
また、情報の理解と共有、感情的なサポート、生活面でのサポート、自分自身の心のケアなど、多角的な視点からサポートを考えることが大切です。そして何よりも、愛情と理解を持って接することが何よりも大切です。
できるだけ家族にも負担をかけないようにするためには、やはり予防に努めることでガンにならない人生が何よりも家族想いで、家族に対してできることかもしれません。
がんにならない人生を家族全員で築きましょう！
