30代は仕事やプライベートが充実する一方で、健康面への意識も高まってくる年代です。がんは30代という若い世代にとっても他人事ではなく、発症リスクも徐々に高まってきます。
今回は仕事盛りの30代の男性の「「がん予防&早期発見」のヒントをお伝えしていきます。
もし、あなたが健康に関心のある30代男性、がんの早期発見・予防に興味のある方はぜひ、読んでみてください。
30代はがんリスクが高まる時期
まず、30代が気になるがんの例を挙げていきます。30代男性で気になるがんの種類は主に下記となります。
・肺がん
主な原因:喫煙、大気汚染
肺がんは、喫煙が最大の原因であり、男性に最も多いガンになります。咳や痰などの症状が出ますが、早期の段階では症状がない場合もあります。
・前立腺がん
主な原因:男性ホルモンの影響、家族歴
前立腺がんは、男性ホルモンの影響や家族歴が関係しており、50歳代で最も発症率が高いガンです。しかし、30代から発症することがあり、早期発見が重要です。
・胃がん
主な原因:食生活、ピロリ菌感染
胃がんは、食生活やピロリ菌感染が関係しており、男性に多いガンです。胃痛や食欲不振などの症状が出ますが、早期の段階では症状がない場合もあります。
・大腸がん
主な原因:食生活、運動不足、家族歴
大腸がんは、食生活や運動不足、家族歴が関係しており、近年増加傾向にあるガンです。便秘や下痢などの症状が出ますが、早期の段階では症状がない場合もあります。
・皮膚がん
主な原因:紫外線、遺伝的要因
皮膚がんは、紫外線や遺伝的要因が関係しており、近年増加傾向にあるガンです。皮膚の変化に注意が必要です。
ガンは予防と早期発見が重要
30代から予防と早期発見に!
生活習慣を改善をしましょう!
【バランスの良い食事、適度な運動、禁煙、節度ある飲酒】
具体例(野菜、果物、魚、豆類を積極的に食べる 、適度な運動をする:週に3~5回、30分以上)
定期的な検診を受けるようにしましょう!
【胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、皮膚がん検診】
(一般的な推奨は30代のものはなく、多くが40代以上からとなっています。しかし、あなたがこの記事を読んでいるということは、早期発見をしたいと思っているはずです。その場合は、2年に1回の頻度で検査を受けると良いと推奨されています。)
身体の異変に気づきましょう!
【排尿障害、胃痛、便秘、咳、皮膚の変化など】
(これは日々の習慣として、自分の身体の変化や異変に気づくことができるとても簡単な方法です。日々自分の身体のことを気にして、身体の異変のサインを見逃さないようにしましょう!)
がんの定期検診の例
胃がん検診
- 対象: 50歳以上(40歳以上でピロリ菌陽性の場合)
- 推奨頻度: 2年に1回
- 検査内容: バリウム造影検査、胃カメラ検査
肺がん検診
- 対象: 40歳以上(喫煙者または受動喫煙者)
- 推奨頻度: 1年に1回
- 検査内容: 胸部X線撮影、肺がんリスク検査(オプション)
皮膚がん検診
- 対象: 全年齢
- 推奨頻度: 定期的に
- 検査内容: 医師による皮膚の診察
大腸がん検診
- 対象: 50歳以上(40歳以上で家族歴がある場合)
- 推奨頻度: 2年に1回
- 検査内容: 便潜血検査、大腸カメラ検査
前立腺がん検診
- 対象: 40歳以上
- 推奨頻度: 2年に1回
- 検査内容: 血液検査(PSA検査)、直腸診
30代からどんどん予防していきましょう!
30代から定期検査を行い、予防に務めることでかなりの確率で、進行度の進んだがんが発見される確率は低くなるでしょう。
40代や50代まで一度も検査をしたことがなく、その年齢ですると進行したがんがあり治療が困難である場合があったり、他に転移を始めていたりと発見が遅くなるほど治癒が難しくなるようです。
30代のうちから定期検査を行うことで、万が一がんが見つかった場合も早期治療を始めることができ治癒しやすいともいわれています。
私の息子はまだ20代ですが、30歳になったタイミングでは検査を勧めようと思っています。
30代男性でがんになりやすい特徴
最後に、30代男性で癌になりやすい特徴をあげておきます。
それを知ることで、行動はその反対をすれば良いのです。
まず、よく寝ましょう!
睡眠不足は免疫力を低下させ、がんの発症リスクを高める可能性が高いと言われています。
お酒はほどほどにしましょう!
過度な飲酒は気をつけましょう。次の日へ体の疲労が残るだけではなく、がんのリスクを上げるを言われています。
1人暮らしでも食生活は整える
外食ばかりでなく、可能なときは自炊を行い健康的だと思えるものを食べましょう!
疲れていても身体を動かすことは大事
仕事で疲れ切って、ベッドにダイブの気持ちもわかります。仕事のある日が難しければ、週末だけでも少し時間をとって運動するようにしましょう! 身体が疲れていても意外と身体を動かすといいリフレッシュになります。